それぞれの想い

IT企業で残業をしているエンジニアは、「この仕事を終わらせるまで気を引き締めていこう。もうひと踏ん張りでゴールが見えてくるから、テンションを上げてラストスパートを掛けていこう」といった自分への言い聞かせをしていることがあるかもしれません。人によっては残業を頼まれることで、自分が必要とされている喜びを感じるのではないかと思い、自分に託された仕事を完遂することで、周りの人達から、「この人は出来る人だ」という高い評価を貰うようになるのです。仕事を通して自分が認められているという確かな手応えを感じる瞬間とは、残業をしているときにおいても言えることではないかと思うのです。
IT企業が残業規制を実施したことで、以前と比べて帰宅が早くなった方がいるでしょう。連日残業で働いていた頃は時間が経つのが早く感じるくらいにテキパキと仕事をこなしていたのが、定時で退社して我が家に帰宅するのも気分転換には良いことだと捉える方がいても不思議ではないと思うのです。家庭内で学校から帰宅した我が子の姿を見るや否や、我が子に今日学校でどんなことがあったかなどの詳細を聞き出そうとするコミュニケーションが実現できるのも、定時で帰れる方にとっての特権だと思うのです。定時で帰宅するからこそ味わえる家族との団らんを楽しむことは、仕事でONとなった神経をOFFにして、神経のみならず心も落ち着かせる上での貴重な拠り所となるのです。

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